10/22に「方針発表会」を開催しました。
10月22日、「エネマネ研究会 方針発表会」を開催しました。
有限会社福田電子 代表取締役の福田社長には2026年度引き続き会長を、
勉強会の企画・運営にご協力いただいている運営委員の皆様も、引き続きご継続いただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
運営委員会メンバー(敬称略)
- 会長 (有)福田電子 代表取締役 福田 勝
- 運営委員
・(株)のはら家電 代表取締役 野原 実
・ミナト電気(株) 代表取締役 佐々木俊輔
・スマート環境デザイン(株) 代表取締役 菅原 正敬
・(有)シーエフ 代表取締役 吉田 晋平
・(株)エムケイソルテック 代表取締役 南 憲治
方針発表会では、2026年度の方針発表に加え、「蓄電池の現状と方向性」についての情報提供や、「勝ち残るエネマネ事業者になるための道筋」をテーマにしたディスカッションが行われました。
プログラム
日時:2025年10月22日(水)14:00~17:00 *方針発表会後、懇親会開催
会場:TIME SHARING 銀座三丁目ビルディング5F
参加:25名
プログラム:
▶2026年度の方針発表
エネマネ研究会 会長/(有)福田電子 代表取締役 福田 勝
▶蓄電池の現状と方向性について
(株)中央物産 代表取締役 三尾泰一郎様
▶ディスカッション「勝ち残るエネマネ事業者になるための道筋」ファシリテーター:福田会長


2026年度の方針
2026年度のエネマネ研究会は、「学びと実践で勝ち取る!」エネマネ事業者の成長プラットフォーム」とし、「強い工事業」とイメージされる集団を目指します。
目指す「強い工事業」とは、
・価格競争でなく存在価値で選ばれる会社
・情報力・商品知識で他社をリードする会社
・会員間の連携・協力により差別化を実現できる会社 を意味します。
電気・設備工事業界は、国の政策動向や市場変化に大きく影響を受ける業界です。こうした環境のなかで、最新情報を共有し、学び合いながら成長していくことがますます重要になっています。2026年度は「会員の強味をさらに伸ばす一年」として活動を進めてまいります。
■中小企業を取り巻く現状と3つのチャレンジ
現在、中小企業を取り巻く環境は、売上構造の変化・価格競争の激化・人材不足・デジタル活用の遅れなど、大きな転換期にあります。
今後、勝ち残るためには次の3つのチャレンジが不可欠です。
- 人材確保と生産性向上
- 高付加価値化
- 集客力・マーケティング強化
エネマネ研究会は、会員のチャレンジを支援するために、
活動の柱1:実践知の共有と成長の補完
・響くソリューション提案、営業改革、産業用自家消費の取り組み、ネット販促など、リアル勉強会・Webセミナー・現場見学会を通じて実践的なノウハウを共有します。
活動の柱2:勝ち残るための「3つの道具」を習得
(1)集客力:ネット販促・SNS・動画発信による即効性のある顧客獲得
(2)差別化力:産業用自家消費を軸に、顧客課題に応える高付加価値提案
(3)効率化力:DX・AI活用による業務効率化と現場負荷軽減
活動の柱3:学びを成果に変える「ブラッシュアップサイクル」
・異なる視点や知見を吸収し、スキルを磨き続ける場を提供します。
蓄電池の現状と方向性について
中央物産三尾社長から、蓄電池ビジネスの動向とマネタイズ、事業モデルと投資回収のシミュレーション、系統用蓄電池の動向などを紹介いただき、補助金を活用しながら、デマンドレスポンスの拡大と再エネ併設型蓄電システムの導入を推進する同社(エネマン)の取り組みを紹介しました。*会員には資料限定公開
ディスカッション
ディスカッションでは、各社の事業内容や取り組み事例を共有しながら、人材確保・AI活用・業務効率化などを中心に活発な議論が交わされました。特に、SNSを活用した人材採用事例、ChatGPTの活用による業務効率化・人手不足解消の取り組み、太陽光発電システム設計へのAI導入事例などが紹介され、参加者からも多くの共感と意見が寄せられました。
アンケートより(一部紹介)
・自分では得られない情報を知ることができた。
・人材確保やAI活用の事例が参考になった。
・Instagramによる採用事例が印象的だった。(複数あり)
・中央物産さんのZEH+。これからの蓄電池について多くを得られた。
・他社の積極的な取り組みやビジネスモデルに刺激を受けた。
・中央物産・三尾社長の講演で、蓄電池の最新動向をよく理解できた。
・今回も様々な方の話を聞くことができ、有意義でした。(複数あり)
・方針発表も時代の沿った方針内容だと思う。
・系統用蓄電池等の現場状況が知れて良かった。現地見学等あるととても参考になる。
東陽電気工事株式会社様見学 10月23日(木)希望者のみ
10月23日(木)、希望者10名で福島県新白河市の東陽電気工事株式会社様を訪問し、同社の研修棟「大地」を見学させていただきました。
この研修棟では、電気工事の基本から安全管理、資材ロス削減まで実践的に学べる環境が整えられており、参加者は熱心に見学・質疑を行いました。
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▼メディア掲載
●電材NEWS取材(2024年12月号)
●DENZAI TERASU(2024年12月号)
見学後は「自社でも研修棟を作りたい!」という声も多く聞かれ、各社にとって人材育成の在り方を考える大きなきっかけとなりました。
今後、エネマネ研究会としても、会員ネットワークを活かした人財育成支援を強化し、
会員同士の相乗効果を生み出す取り組みを進めてまいります。
最後に
2026年度も、エネマネ研究会は「学び」「共有」「実践」を通じて、共に成長し合える場を提供してまいります。
引き続き、ご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。

